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エアコン設置の一連の流れ
今日は入居前のワンルームマンションに、研修を兼ねて作業員3名で訪問しました。
ここでは説明を受ける作業員の目線から一緒に工事の流れを見ていきましょう。
※工事の時間はおおよそ1時間~2時間のあいだです。
1.据付板設置
設置場所の壁に据付板を取り付けます。水平器で設置位置を確認しています。
Point:固定をした後で位置の修正はできないから、きっちり水平を取ることが大事ですね
2.据付板固定
落下や余計な振動音が発生しないよう、丁寧に固定していきます。
3.エアコン本体開梱
エアコン本体を開梱しました。配管類が本体に納まっている状態です。
Point:電源、冷媒管、ドレンホースの3つが本体に入っていますね
4.部品の確認
配管類を1本1本丁寧に取り出していきます。
5. 配線の繋ぎ込み
ケーブル類とアースの先端を切り出して、それぞれ所定の端子に接続します。 ケーブルの上手な皮むきをベテラン作業員が説明しています。
6.冷媒管の準備
冷媒管の先端についているナットを一旦取り外します。
Point: 転がってナットがなくならないようにきちんと足元に置いておきますね
7.フレア加工
室内機と室内機を繋ぐ冷媒管を適当な長さに切断し、先端をフレア加工します。
Point:先端をきちんとフレア加工することでガス漏れが起きないようにするんですね
8.冷媒管の仮敷設
冷媒管を室外から室内に通していきます。
9.室内機への繋ぎ込み
室内機と冷媒管をつなぎます。 「スパナとトルクレンチを使い分けて破損しないように気をつけるんですね」
10.化粧テープの巻上げ
冷媒管を化粧テープで下からまとめて巻きあげていきます。
Point: あまりきつく締めすぎても本来の機能を損なうので注意が必要なんですね
11.室内機固定
室内機を所定の位置に取り付けます。
12. 化粧カバー設置
今回は『美的新設パック』のご依頼の為、化粧カバーの長さを図って切断します。
Point: 切る位置を正確に確認してからダクトカッターを当てますね
13.室外機設置
室外機をベランダへ運び、軽量プラブロックの上に載せます。
14.真空ポンプ
真空ポンプで真空引きを行います。
Point: 足場が狭い場所や、電源が確保できない場所では手動型のポンプが使いやすいですね
15. 水漏れチェック
水漏れがないことを確認する為、水差しを使って排水を確認します。
Point: 配管を伸ばした位置とは逆手から水を注ぐことで、万が一の水漏れがないか確認ができますね
16.試運転
エアコンのスイッチを入れ試運転を行います。
17.仕上げ
室内機、室外機ともに設置に問題がないことが確認できたので、コーキングでプラブロックの固定と、エアコンスリーブの穴埋めを処理します。
18.完成
室外機、化粧カバーともにきれいに納まりました。工事完了です!
Point: やっぱり化粧カバーを取り付けると外観がすっきり見えますね